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胃下垂の症状・原因・治療方法

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胃下垂とは立った状態で、胃が下方に下がり、ひどい場合は、臍のあたりや骨盤の方にまで達する状態をいいます。

症状

胃下垂は、指摘されなければほとんど症状はありません。上腹部の不快感やもたれ、膨満(ぼうまん)感などのおなかの症状に加えて、めまい、倦怠(けんたい)感などの自律神経の症状をうったえることもあります。

原因

胃下垂の原因はいろいろな要因で起こりますが、「胃を支える筋肉や脂肪の少ない痩せ型で身長が高い人」がなりやすいと言われ、このような方が暴飲暴食、過労、 不安などによるストレスによって、胃の消化が悪くなり胃に食物が溜まり過ぎてしまったために引き起こされることが多い。
その他の原因としては、腹部の手術や出産などを繰り返した場合にも起こることがあります。

治療

胃下垂症には病的意義はなく基本的には治療は必要ありません。十分にカウンセリングをおこなうことがもっとも大切です。
規則正しい生活を行い、適度な運動をすることで健全な生活をおくることができます。また、腹筋を鍛え、適度な脂肪を付けることで胃が押し上げられ、正常になる場合もあります。

それでも何らかの症状がある場合は、消化管の運動を高めて胃内容物の停滞を防ぐ薬剤をのむこともあります。